0 Shares

広告は癖になる~売り上げに惑わされないためにやるべきことは~

SONY DSC

楽天とかネットショップの場合、広告を出さないと集客できないというのは確かにそうなんですが、利益が出るようにやらないとねという話。

実店舗でも基本的な考え方は同じなので、ネットショップじゃないもんという方もご一読を^^

まず、なぜ広告やポイントやクーポンサービスを必要とするのかから。

前提は売り上げを伸ばしたいからですね。

楽天に出店したばかりのころ、楽天大学に頻繁に通ってネットショップのノウハウを学びました。

その時いつも教わったのが「売り上げの山をつくる」ということ。

カンタンに言えば、売り上げの山を作れば既存客が増えるので山がない時にメルマガなどでお金をかけずに集客することができるよ^^というもの。

にゃるほど。ふむふむ。とその時は思って、そうか、そういう風にスケジュールを組み立てるものなのか。。と学んだつもりになってました。

で、やったかというと、広告は出したのですが、花の仕事は広告やサービスで山を作らなくても、母の日や敬老の日、クリスマス、お正月など行事やイベントに連動して売り上げが伸びるので山づくりを意識する必要を感じませんでした

じゃあ、なぜ広告出してたかというと、広告を出すと確かに集客ができるので売り上げは立つのですよ。

一度広告によって売り上げが立つことを経験すると、広告を出し続けなくては集客が落ちてしまうのでやめられなくなってしまうのと、もっと効果の出る広告に手を出すようになり、さらに売り上げを伸ばそうとしてしまう。

私が経験したのは、広告を出すことによって売り上げが上がったことで広告をやめることができなくなり、結果、体力の限界まで受注をこなすことになってやっと広告をやめようと決心することができたということ。

頭では理解していても、目の前の売り上げの増減って感情を左右するもんなんですよね。

しかも、広告をやめてはっきりしたのがやめたら利益が出るということ。

売り上げを伸ばすって、ただ右肩上がりなだけでは忙しいだけでなんのために働いているのかが??になってしまう。

そこでつぶやいてほしいのが「ホントに売り上げを伸ばしたいのかな?」ということです。

私たち小さな店をやっている自営業者は、質のいいもの、グレードの高いもの、お客さんを選ぶ立場になること、が理想ではないですか?

だとしたら、数字を伸ばすことよりも、他店よりもすぐれた商品、ひきつけられるストーリー、ここで買わなきゃと思わせられる魅力、に磨きをかけるほうが正解かと。

数字は大事です。

でも、数字ありきだと売り上げのための仕事になってしまって、そもそもなぜ店を始めたのかから逸脱していく。

もし、大儲けして莫大な収入を得ようと思ったら、そもそも小売業はやらないです。

なぜ花屋をやろうとおもったのか、これからも花の仕事をやりたいと決心したのか、その辺を考えたら広告を出して売り上げを伸ばしていくよりも、魅力的な店、物語が生まれる販売、人が集まるイベント、などに力を入れることが大切。

売り上げと利益のゴールデンバランスのためのワークシートは、すごくシンプルですが一番基本的な、働くこと、生きていくこと(大げさ!)のベクトルを定めるのに役立ちます。

~なければならないを抜きにして、自由に考えていただけるようあえて細かい内容にはなっていませんので、よろしければやってみてください。

気持ちに変化があれば何度でもあらためて書いているのがおススメです。

あ、広告が全く必要ないってわけではないですよ。

ちゃんとスケジュールを立てて、意思のある山を作っていくのなら意味があります

特にスタッフが何人もいるお店はみんながしっかり働いて売り上げを出していかねばなりません。

キャパがあれば受注が多いことはウェルカムですからね~^^

 

人気ブログランキングへ
 ←よかったら応援よろしくお願いします♪ 花の力が流れ込む~~~^^

 

↓いつも応援ありがとうございます♪
植物パワーが流れ込む~


人気ブログランキング