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食の魅力を伝える「マルシェスト」とは~花業界にも生かせそう~

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先日開催された「マルシェスト」についてのイベントの報告です。

マルシェストとは、都市に住みながら地域の職の魅力を伝える人のこと。

ざっくりいうと、地域の農産物のファンがその魅力を伝えて販売をする仕事です。

最近マルシェという形での販売形態をよく目にします。

その地域、地元の農産物やてづくりの品々が多いですが、花関係でいえばグリーンスナップが開催しているグリーンマルシェがありますね。

グリーンスナップについてはこちらを参照してください。

我が国分寺にもマルシェのかたちをとったイベントが年に数回開催されていて、出店数100くらいの大きなものになると1日の動員数が5000人というからすごい。

今回パネラーとして参加していたのは新百合ヶ丘の「しんゆりフェスティバル・マルシェ」の関係者の方々。

楽しそうな企画で駅前開催ということもあり、毎回たくさんの人が足を運ぶイベントとして続いているそうです。

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今回の「マルシェスト」に関するイベントでは、マルシェを開催している中で生じている大きな問題点、販売者をどう確保するかの解決策の一つとして提案された仕組みです。

私自身、花の仕事をしていてよくわかるのですが、実店舗を持っているとマルシェに出店してイベント的に花を売ったら楽しいだろうなとは思うのですが、時期的に繁忙期に重なっていたり、人手がなかったり、準備が大変だったりと、ハードルが高いなと感じていました。

地元の農家の方々も同じような問題を抱えているらしく、マルシェに出店して自分のところで作った野菜をみんなにじかに販売したいけど人手がない、とか、参加しても売り方や見せ方がよくわからなくて思ったように売れなかった、とか、とか、とか。

確かにいいものを作ってもそれを伝えることが出来なければ、なかなか販売につながらないというのはどの業種も同じです。

マルシェでイベント的に青空のもと新鮮な野菜を並べても、それだけではむつかしいということはすごく理解できます。

で、考えられたのが「マルシェスト」という職業。

そう、これ、職業としてとらえるものなのです。

たとえば、平日は会社に勤めているけれど、お休みの日は興味のあるものや、応援したい地域の農産物を販売して収入を得るスタイルだったり、地方創生に興味があるけど何をしていいのかわからないひとにとってのきっかけになったり、ピンポイントでひいきの生産者のつくるあの野菜のおいしさをみんなに知ってもらいたいという気持ちからだったり、入り口は人それぞれ。

何をしていいのかわからなかった人たちが、「マルシェスト」というポジション、肩書を持つことによって仕事となり、点と点がつながって線になり、また、線と線がつながって面になっていき、それがどんどん広がっていくというイメージ。

そして、そこはもちろん仕事だから収入にもなる。

この「マルシェスト」を広めることによって、都市と地方がつながって、人手不足や後継者問題などがクリアできるのではないかと仕組みづくりをしているのが葉っぱビジネスでおなじみの株式会社いろどりの横石さん。

今回も仕組みづくりについての現実的なお話をいろいろ聞くことができました。

いつも話されていることですが、

*すべてはイベントで終わったら何にもならない。

*かかわる人たちが楽しんで継続していくことができるような仕組みづくりが重要である。

*仕組みによって売り上げが積み重ねられ、ファンがつく。

*何かというと助成金に頼ってしまいがちだが、それではいつまでたっても利益は出ない。

*役に立ちたいという思いは素晴らしい、しかし、現実的に何をしていいのかわからない人たちにとって「マルシェスト」というポジションは舞台になる。

*自力で売り上げを伸ばすことによって、みんなで楽しいことを作り上げているという感覚を共有する。

かいつまんでみるとそんな感じです。

これってどんな仕事にも通じますよね。

もちろん花の仕事にも。

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後半、スピーカーの方々がパネラーとしていろいろなアイデアを提案してくれて、もちろん、まだ現実的ではないものもたくさんあったけど、まずはビジョンを持つことから始まるのだから、たくさんのこうなったら楽しいだろうな~を出すというのが必要ですね。

参加者からもいろんな相談や提案が発表され、皆さん地元意識ってすごくもってるというか、興味があるんだなと。

終了後、花でできることって何があるかなと主催者側の方々と話してみて、今すぐではないけれど、接点がないわけではなく、生産者・店・販売者・楽しむ人というキーワードを意識し続けていたらそのうち閃くことがあるんじゃないかなと、これは夢物語とかボヤっとしたことではなく、いずれ輪郭がはっきりしていくんじゃないかなという感覚を持ちました

フラワービジネス研究会のメンバーの方や読者の方で、「こんなのどうかな」というアイデアや提案があればぜひ投げかけてください。

すぐには無理だけど、動いているうちに場が出来たり具体化してったりすることって結構あるので、新しい花の流通がもしかしたら開けるかもしれません。

あ、「マルシェスト」第2弾のイベントが3月18日に開催されます。

関心のある方、詳しくはこちらの画像チラシからお問い合わせくださいませ~^^

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