2017/02/200 Shares

めざせ売り上げと利益のゴールデンバランス~利益を出すために必要なことってライフスタイルの見直しかも~

「売り上げと利益のゴールデンバランス」って何?と思いますよね。

実はこれ、私の造語です。

つまり、売り上げが上がっても利益が出てなかったらそれってどうよ、、ということが言いたくて考えてたらゴールデンバランスって言葉が浮かんできたのです^^

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売り上げと利益のゴールデンバランス

花屋さんのように手でモノをつくる仕事はレバレッジがききません。

つまり、たくさん注文を受けたからと喜んでいても商品を実際に販売するためにはたくさんの工程と人手がと時間がかかるので、終わってみたら売上高は伸びていても利益は出ていなかったということがよくある。

これが機械を使った工業生産品だったり大量生産できてストックできるような商品だったら計画をしっかり組めば売り上げに比例して利益を出すことができるのですが、アレンジや花束は機械ではつくれませんし商品である切り花はもろに生鮮品ですので作り置きをすることだってできないのです。

売り上げは上がっても利益が出ていないことに苦しみ、どうにかお店が回っているだけの状況から脱したいと考えている花屋さんは結構多いのではないでしょうか。

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上手に利益を出している店は忙しくない?

利益が出ないと悩んでいる店がある一方でしっかりと利益を出している店もあります。

そんなうらやましい店の特徴は一言でいうとズバリ、「やみくもに忙しくしていない」ということです。

「え?忙しくなかったら儲からないのでは?」

と思いますよね。普通は。

しかし現実はその逆です。

ではなぜ「忙しい、忙しい」と言っている店ほど「全く儲からない」のでしょうか。

%e5%9b%b0%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%aa%e7%94%b7%e6%80%a7%e9%a1%94「なんだか毎日やることが多くて、気づくと夜になってるんだよね」

「レジをしめるとき、え?これだけしか売れなかったの?なんだかもっと売れたような気がしてたのに。。ということ多いかも」%e5%9b%b0%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%8f%ef%bd%9e%e5%a5%b3%e6%80%a701

忙しいということは普段のキャパを超えた仕事をしているということですから、その状態がずっと続いているということは何にも改善せず日々の仕事に追われっぱなしという状況が読み取れます。

花屋の仕事は日々の作業が非常に多いため、改善せずに過ごしてしまうといつのまにか売るためではなくこなすための仕事しかせずに一日が終わってしまうことも多々あります。

つまり、「売る」という店として一番大切な仕事に費やす時間が少なくなって目の前の作業を終わらせることを仕事と勘違いしてしまいがちなんですね。

花屋は小規模経営が多いためどうしても経営者も作業に追われることが。

しかし、上手に利益を出している店の経営者は作業よりも売るための仕事に時間を多く費やしているのが特徴です。

売るための仕事って何かというと、販促や広告や商品企画や顧客管理など具体的なことからブランディングや方向性などいわゆる店の羅針盤づくりまでいろいろ。

これらを考えて実践するための時間を持つことが必要ですから、「忙しい、忙しい」と日々の作業に追われているだけでは利益がなかなか出せないのです。

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上手に利益を出すためのポイントは?

花屋が利益を出すために改善できる部分は大きく3つあります。

1.顧客改善(ファン化作戦)

2.商品改善(プライスアップ作戦)

3.仕入れ改善(仕入調整作戦)

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1.顧客改善

つまり、見込み客を把握するということです。

毎日店を開けてきてくれるお客さまを待つという従来のスタイルから、前もって注文を受けておきそれにしたがって仕入れや段取りを組み立てるという方法です。

これがしっかりできるようになると受注の安定化につながりますので日々の売り上げに一喜一憂することがなくなります。

この場合、新規客の取り込みも忘れてはいけません。

2.商品改善

具体的には今の商品アイテムの見直しと、それプラス購入金額が高くなるような商品企画と商品構成です。

ひとつ500円のミニブーケを10個販売しても5000円ですが、3000円のギフトアレンジが二つ売れたら6000円です。

もちろん低単価商品も必要ですので高級志向の店に改善するということではありませんし、お店の個性やカラーを損なわないように上手に構成していくことが求められます。

3.仕入れ改善

花屋にとって大きな悩みの一つがロス。

生鮮品である限りどうしても廃棄するものが生じますが、このロス率をいかに低くするかが利益に結びついているのでしっかりと改善していかなくてはなりません。

それに、せっかくきれいに咲いて出荷されてそれを選んで仕入れた美しい花を、楽しんでもらうこともなくごみにしてしまうというのはやはり気持ちがよくありません。

しかも今は廃棄にも費用がかかります。

前もって受注をとることでかなりのロスはなくなりますし、行事やイベントなどでの大量仕入れ時もどのくらいの売り上げまで受注できるかあらかじめわかっていれば最低限のロス率ですむはずです。

上手に利益を出すための「売り上げと利益のゴールデンバランス」

この3つの業務改善の共通目的は利益を出すことです。

売り上げが増えても利益が出ていなければ結局疲れるだけで終わってしまいます。

言うまでもありませんが、理想は自分自身はもちろん、家族やスタッフなど花の仕事を通じてかかわるすべての人たちと充実感を分かち合えることでは。

従業員が何十人もいるような大きな花屋さんだったら別ですが、個人経営の花屋さんがやみくもに数字を追いかけるだけではいずれ疲れ果ててしまいますよね。

一般に花屋さんの粗利率は60~70%と言われています。

そこから人件費や諸費用を引いて約10%の利益が出ればかなり業績がいいと言えます。

たとえば月に100万円の売り上げのうち仕入れや家賃、人件費、光熱費、交通費、広告宣伝費、そのほかいろいろな経費を差し引いて10万円残るってかなりうまくいった感がありますよね。

そんなの無理無理って思うかもしれませんが、これは可能です。

逆に10%以下だったら伸びしろがあるということになります。

簡単に言いますと「売り上げと利益のゴールデンバランス」とは、今のままの経費で売り上げを伸ばすことによって、この10%を目指そうということなのです。

という声が聞こえてきそうですが、実際に利益が出ないと続けていくことって無理ですよね。

売り上げを伸ばすことって実は簡単なんです。

経費をかければいいので。

広告宣伝して立地条件のいいところに店を構えてたくさん花を仕入れてスタッフをたくさん雇ってチャンスロスをなくせばかなりの売り上げをあげられます。

でも、それが花屋を始めた目的ですか?

好きな仕事をして利益を得てかかわる人たちとともに充実した生活を送ることが目的であるならば、まず自分のライフスタイルを大切に、その上でどのくらいの利益が出せるのかを考えていく必要があります。

ライフスタイル重視の店舗経営で利益を出す

先述の通り花屋は小さな店が多いです。

つまり、経営者=店主というパターンがほとんど。

ということは、店の仕事は生活に直結しているといえるのでは。

もし、店をどんどん大きくして多店舗展開を目指したり大量販売を目指すのであれば絶え間ない新規集客のための広告宣伝や販売戦略が必要になってきます。

組織化もしていかないとうまく機能しなくなりますから社員を増やして企業化する必要も出てきます。

それだって素晴らしいと思います。

しかし、いろんな花屋さんにうかがってみると多くは好きな仕事をしながら周りの人とハッピーに暮らしたいと考えている方が大半を占めています。

ということは、今の生活、今の店舗規模、今の経費をキープしつつ現実的に可能な一番高い利益をまずは目指すことを目標にすればうまくいく。

数字ありきではなく生活ありきで考えるってあまり意識しない部分かもしれませんが、実は何よりも大切なことかもしれません。

利益=お金&時間の大切さ

利益を出すことは大切です。

そして利益が出たらそれを使って楽しむ時間も必要です。

楽しむ時間があると気持ちにゆとりも出てくるしアイデアもわきやすくなるし、好奇心がむくむくともたげてきて新しい商品を開発できることだってあるかもしれません。

楽しむ時間があると興味のあることを勉強するために使うことだってできますから、有意義なインプットをして上手にアウトプットしていくことだって可能です。

楽しむ時間があると家族やスタッフと一緒に過ごすことが多くなり、コミュニケーションがよくなって行事やイベントで仕事が集中したときの連係プレーがよくなってお客さまも気持ちよく花を買うことができます。

などなど、時間は目に見えないので案外無視されていることが多いのですがお金の利益と同じくらいの価値があるのです。

利益=お金&時間と考えてやみくもに売り上げを伸ばそうとしないで今のサイズで最大の成果を上げることを目標。

そしてやるべきことをひとつひとつクリアしていくといつの間にか経費はほとんど変わらずに売り上げが伸びて利益が出て時間も上手に使えるようになって、周りの人たちとともに豊かな生活をおくることができるのです。

inu01「仕事は忙しいのが正しいという固定観念をなくさなきゃだわん」

「仕事と生活のバランスが上手にとれているとプラスのサイクルが生まれてきそうだにゃ」neko01

 

 

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