2020/11/050 Shares

お店だけではムツカシイ~これからの花屋販売戦略~

昨日の記事「お店というリアル+リモートワーク~副業としても~」で、本業とは違った顧客に向けての収益についてを書いたところ、読者の方から「それはまだハードルが高いので、やはり本業を太くしていきたい」という声が。

そこで、花屋という本業を太くする=売り上げをあげて利益率を高める方法を考えました。

お店だけでは厳しいワケ

実際私は2010年から2012年ごろまで実店舗とネットショップを両方やっていました。

その時はまだそれほど両者の違いについてつかめていなかったのですが、このままでは来店客はもっと少なくなるだろうな。。と感じてはいました。

なぜなら、私自身がネットで買い物をすることが増えてきたからでした。

販売形態の変化

確か2010年ごろまでは、ネット販売は何だかこわい、カード決済なんか恐ろしい、ホントに商品が来るかどうか心配。。なんて意見が多く、ネットショッピングなんて無理!と思っていた人は多いはず。

しかし、どうでしょう。

10年もたたない間にネット通販はフツーになってます

今やわざわざ出向いてまで買いに行くという人の方が珍しいし、よほどイベント的な演出や、出向くべき理由がなければ、ついで買いのできる近場で買ったり、それこそネットで注文する人が増えてます。

これ、単純に店舗への来客数にも反映されているのではないでしょうか。

社会情勢の変化

情報化社会になって、スマホを常にチェックしたり、わからないことがあると検索すればすぐわかるようになり、ちょっとした範囲の行動が減少

つまり、自分周辺かもしくは目的地へ行くかのどちらか。

便利な場所にある店なら別ですが、ちょっと離れた場所の店へわざわざ買いに来てくれるお客さまは明らかに減っています。

固定費の高さ

店舗を構えているとどうしても家賃が生じます。

人件費はむやみに減らすべきではないと思いますが、それでも一人増えるごとに負担は大きくなります。

また、場所によっては数年ごとに更新料がかかったり、家賃が上がったり管理費が多くなったりすることもあります。

さらに、お店に花がないとお客さまが入ってきてくれないので、売れなくてもある程度花をそろえておく必要がありますよね。

web利用で収益アップ?

では、どうすれば本業を太くしていけるのでしょう。

結論から言うと、やはり方法としてはwebを使うべきですね。

ただ、何もわからないままスタートするのは非常に危険なので、簡単に説明します。

ネットショップを運営する

ネットショップと一言で言ってもいろいろな形態があります。

*アマゾン、楽天、ヤフーなどのモールに参加する
*独自のEコマースを作る
*カートシステムを利用する

大きくこの3つの方法が。

""“>楽天市場ヤフーショッピングなどの大きなモールに入ってショップを開く場合、軌道に乗せるまでの労力が半端ないです。

つまり、出店しただけでは見つけてもらうことはほぼ不可能なので、サイト構築から広告出稿まで、まずお店を認知してもらうまでに時間と資金がかかります。

ただ、ある程度お客さまに認知され、モール内での検索上位に出ることができるようになればそれほど労力を費やさなくてもそこそこ収益は上がりますし、イベント時はモール自体に集客力があるので、何といっても集客できます。

amazonはモールと言えるかどうか微妙ですが、それでも認知されるための労力は必要かと。

ちなみに楽天に出店する場合はこちらから簡単に申し込みができます。
「売上アップを目指すなら楽天市場へのお申込みはこちら」

独自のEコマースを作る

いやいや、そんなモールに頼らず自分の感性を100%反映できる独自のサイトを作りたい。。という方もいらっしゃいますよね。

そういう展開をしている店はあります。

私がなんとなく見つけたサイトで、これすごいなと思ったのがこちらです。

はないも

このサイトは専門の制作業者に依頼して、広告もかなり出していますので資金力が感じられます。

ここまで作りこめるなら、独自Eコマースでも十分成果も上がるし、web一本で取り組んでも大きく収益をあげられると思います。

カートシステムを利用する

こちらも最近は多いですね。

BASEやカラーミーショップなど、カート設定やクレジット決済機能など、お店に必要なツールをすべて備えてくれているので、契約するだけでwebショップを作ることができます。

費用がリーズナブルなので(ランクによって違ってきますが年間数万円だったと思います)少しずつ始めるには十分だと思います。

ただ、認知されるためにはSNSをうまく利用する必要があります。

無料ショップ開設なら【BASE】
カラーミーショップなら、販売手数料0円。

ハンドメイドサイトを利用する

ここ数年ハンドメイドブームですが、ミンネが有名ですね。

こちらは作品を出品して、気に入ったら購入して手数料などを引かれた金額が振り込まれるというシステムです。

一般の人の参加も多く、個人で作品を作っている作家さんなんかも多いですね。

もちろんお店を経営していても出品はできます。

生花のアレンジやブーケ、寄せ植え、ハーバリウム、テラリウム、ドライフラワーのスワッグ、プリザーブド作品などなど、花関係の出店数はとても多いです。

こちらはwebでのショップ構築が必要なく、作品(商品)を出品すればいいのでかなりハードルは低いかと。

ただ、みなさん作品のレベルが高いです。

21万名の作家さんによる260万点の作品が集まる国内最大級のハンドメイドマーケット≪minne(ミンネ)≫

スモールスタートからはじめよう


本業を太くしていくために、ずっと続けていくために、これからはますますwebマーケティングは必須です。

ただ、いきなり時間と労力とお金をかけて始めてしまうのは危険です。

まずは、小さくはじめて慣れること、これが肝心かと。

マーケティング的には実店舗もwebショップも大筋は変わらないのですが、用語や運営の仕方や流通の方法など、なじまなくてはならないことが多いのも正直なところです。

本記事で述べてきたことをもとにしてまとめてみると、オススメは

*大きなところを狙うならamazon(自店のHPまたはブログサイト必須)
*店らしく販売するならカートシステムを利用(SNSと絡めることが必要)
*商品をたくさんアップできるならハンドメイドサイト(競争激しい)

というわけで、オススメと言っても100%ここがいいですよというものはありません。

どのような形態を選んでも、それでオッケーというのではなくあくまでも小さく始められるというオススメです。

そこから認知され、集客し、販売していくためにはいくつものやらねばならないことが沢山ありますが、それは当然と言えば当然のこと。

本業を太くするためにはwebマーケティングが必要

まずはスモールスタートで慣れていく

自社サイトがなければブログを始める

メルマガ登録してもらう

SNSで発信

フォロワーを集める

商品の案内をする

成約する


イメージとしてはスタートした後、3つめの「自社サイト~」から最後の「成約する」までのサイクルを大きくしながら続けていく感じです^^

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