2019/10/060 Shares

花で「場を清める」~環境を整えるとすべてがいい循環に~

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先日のブログ、「再建の三原則」の中で「場を清める」というお話がありました。

場=環境と言えると思うのですが、まずはあまり大きく考えず自分の居場所をイメージしてみてください。

例えば家の中や仕事場です。

とっちらかって掃除ができていない時と、掃除が行き届き空気が透き通っているときとでは、ずいぶん印象が違いますよね。

私も経験がありますが、忙しくてとにかく時間に追われているときは、目の前の仕事をこなすことが最優先なのでどうしても掃除が後回しに。

昨年末はあまりにも掃除が出来なくてついにルンバを買って、ルンバに活躍してもらってやっと人間らしい場所をキープできていました^^;

で、

時間ができるとまず最初に掃除をして気分一新するのですが、やはり圧倒的にいい気持になります。

すると、

今まで具体的にまとまらなかったアイデアがまとまってきたり、新しい企画を思いついたり、仕事に集中出来たりと、実感できるくらい効率が良くなりました

「場を清める」ことによって気分はかなり良くなります。

じゃあ、常に場が清められている状態にするにはどうすれば。。

忙しい時や気持ちが乗らない時に無理に片付けや掃除をしても結局続けることってできないし、なんだか「やらねば」状態でプレッシャーになって逆効果になります。

気軽に続けることができて、しかもカンタンで楽しければそのうち習慣になって、知らず知らずのうちに自分の居場所が清められていいアイデアがわいたり、集中して取り組むことが出来たりと、いい循環が。

そこで「花」です。

私たち花の仕事をしている者にとって花は商品ですが、それ以上の思い入れや楽しみや喜びを感じることがあると思います。

素敵な花を仕入れたら「わぁ~素敵!」と思って嬉しくなるし、お客さんのオーダーでつくったアレンジを褒められたらものすごく喜んでしまうし、季節の移り変わりを毎日毎日感じることに感動もしますよね。

これを、お客さんをはじめすべての人たちが感じることができたらどうでしょう。

1輪の生花が必ず家のどこかに飾られている。

花を飾るためには、まずその場所を片付けて掃除して整えると思います。

1輪の花を飾ることを楽しむことができたら、おのずと「場を清める」作業をすることになるのでは。

花屋さんで花を買いに来る人たちは、ご自宅用に買う人も少なくありません。

ご自宅用の中には仏様の花も含まれます。

もちろん仏様の花を飾るには、仏壇をきれいにしたりその場を掃除したりするでしょう。

それはそれでとてもいいことだと思いますが、もっと個人的に花の力を借りてもいいと思います。

忙しいから花を飾る暇なんてない。

なら、その忙しさから脱出することを考えてみませんか。

すると、もっと自分らしく生活できるようになるかもしれません。

きれいごとに聞こえるぜ!って感じるかもしれませんが、ホントに私自身が体験しているので自信をもってお伝え出来ます。

話がそれましたが、何が言いたいかというと、

花屋さんはお客さんに花を売って利益を得るだけではなく、お客さんにとってのアドバイザー、コンサルタント、みたいな立ち位置を意識すると今までと違った用途やニーズが生まれてくると思うのです。

花を美しく飾る方法の本や教室での学びはたくさんあります。

もちろんその中でも花が気分に作用することについてレクチャーしているかもしれませんが、もっと本質的に身近な事として花を飾ることによって自分の意識がこんなに変わっていくんだ、ということを花屋さんが伝えていくと浸透率が高いかなと。

花屋さんに花を買いに来る人たちは、それだけで意識が高い人たちなのかもしれませんが、花が好きということがメインで、「場を清める」ということの意識はしていないかも。

世間では「断捨離」や「ミニマリスト」や「魔法の片づけ」みたいに、モノを手放して自由を得ようという風潮があります。

そこに、花のエネルギーをプラスすることによって、ただすっきりするだけでなく、「場を清める」作業が習慣としてずっと続いていくっていいと思いませんか?

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