2018/09/240 Shares

ブライダル市場の減少と花の需要のこれから~ブーケのカジュアル化~

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ブライダル市場が年々減少しているらしい。

「縮小するブライダル・マーケットとその活路-少子化や未婚化、「ナシ婚」「ジミ婚」で市場縮小~消費者の今を知る」

確かに、少子化、晩婚化、経済的不安などによる未婚化などなど、そう思ってめぐらすとさもありなんという原因がいくつもあげることができます。

花の仕事の中でもブライダル関係は大きな需要を担っているので、店舗で接客販売重視だからとか通販でギフト配送中心だからと言って、見過ごすことはできません。

上のリンクした記事は主に会場やサービスの数や質、そしてまさに結婚式を挙げる人たちについて考察していますが、これを読んで私が考えたことは。。

ピンチはチャンス

「ジミ婚」「ナシ婚」「スマ婚」と、なんだか辛気臭い言葉が並んでいますが、よく考えてみるとこれってすべて会場経費やサービス内容の減少による費用縮小に対する言葉。

「ジミ婚」は、格式高いホテルや式場にたくさんのゲストを招いて開催するようなものではなく、内内で小さくお披露目するようなパーティ形式の会。
親しい人や親族だけで、華やかなドレスを着るのではなくちょっと普段よりドレスアップして引き出物も高価なものではなくお気に入りのちょっとした雑貨とお菓子なんて感じか。

でも、確実にブーケは持つよね。

「ナシ婚」は、その名の通り結婚式はナシ。しません。入籍だけ。

でも、写真は撮るんじゃないかな。

そして、その時に大げさじゃなくても小さなブーケは持つよね

「スマ婚」はスマート結婚式の略。

自己資金1万円プラスご祝儀で賄ったりと、自己資金がない人の間で広まっているスタイルです。

引き出物やブーケなどの持ち込み料もないので、式場のバカ高いギフトやブーケを無理して買う必要がないそうです。

ただ、からくりとしてはホテルや式場の閑散期を利用しているためスケジュールが合わなかったり、希望のサービスを求めると割高になっていくみたい。

でも、ブーケは持ち込めるんですよ

花の需要は見つけられる

全体にかける費用が少なくなれば確かに花にかけるお金も削られます。

式場やホテルと契約している花屋さんにとってはそこは苦しいところ。

しかし、個人の花屋さんの需要は上がりこそすれ下がらないと思うのです。

ウェディングブーケなどブライダルフラワーを主軸にやっている方は痛いと思うのですが、普通の花屋さんは店舗でのギフト販売、ご自宅用、仏様用などの花を売ることがメインで、ブライダルフラワー関係はオーダーがあればという感じでは。

ブライダルフラワー専門店にとってはこれから厳しいイメージ転換を求められるかもしれません。

まず、一番花を使う会場装飾の予算が削られます。

そして、単価の高くなるこだわりのブーケをオーダーする人が減ります。

結婚式を挙げる人の絶対数がそもそも減少化傾向なので、業界内での競争が激化、価格競争になっていく恐れが出てきます。

価格競争をしない場合は、トップクラスの技術とブランディングを構築しないと指名されず、芸能人やセレブの方々とお付き合いしたりと先行投資が必要ですね。

でも、そういったセールスができるのはごく少数のフラワーデザイナーでしょう。

一般的なブライダルフラワー専門店は、これからどうやってカジュアル化に対応していくかがキモ。

では、花屋さんは。

実際ブライダルフラワーの専門店というのはごく少数です。

ほとんどが花屋さんにオーダーが入ります。

で、先ほど述べた「ジミ婚」「ナシ婚」「スマ婚」ですが、これらのウェディングブーケの需要をいただいちゃうことができると思うのです。

なぜなら、専門店やホテルや式場の契約店ではできない価格だからです。

できないというか、できるんですが利益が出せず続けられないというか。

花屋さんならできますよね。

単価の低いウェディングブーケはわざわざワイヤリングなんてしないで花束タイプのナチュラルブーケでいいと思います。

ウェディングブーケと思うと単価設定を高く考えますが、デザインを変えた普通の花束と考えると結構いいお値段の仕事としてとらえることが可能です。

ブライダルの意識をカジュアル化

よく耳にする花屋さんの悩みは「売れない」「お客さんが減った」「仕入れが思うようにできない」というのが多いです。

お店を続けていくにはまず売り上げが必要で、そのためにはお客さんが必要で、となると、昨今のブライダルの傾向はお店にとって売り上げを伸ばす新しいターゲットとなりはしませんか。

今までブライダルは特別!と考えていたところを、カジュアルでも需要があるならお店の商品アイテムの常連に加えてみては。

結婚式が減ったって、少子化になったって、結婚する人は確実にいるし、花は絶対必要です。

ニーズは確実にあります。

ニーズがあれば、次はどうやって。

ブライダルのカジュアル化は自分の意志とは関係なくプロデュースされるということによって可能になっています。

なので、ブーケの選択肢は価格になるのでたとえば1万円・2万円・3万円などの価格設定をします。

もちろん、5000円・15000円・20000円とかでもOK.

自店の事情と照らし合わせて決めればいいと思います。

確実なのは、たとえばスマ婚などをプロデュースしている会社に登録するとか。

「ハナユメ」花嫁の夢を叶える結婚式場探し

など、探せばいろいろありそうです。

今までブライダルが一つ入れば結構単価がいいので助かる♪ということじゃなく、普段のギフトと同じくらいの意識で取り組めば販路を一つ広げることにもつながると思います。

だから、別にプルデュース会社に登録したり営業したりとめんどくさいことはヤダなと思う場合は、お店の商品アイテムに常時加えて、ギフトと同じランクで扱えばいい。

大切なのは、売り上げを伸ばすために今のブライダル事情をうまくキャッチして販売に生かすという意識。

そう考えると、ウェディングブーケの需要は結婚する人たちだけじゃなく、結婚祝いにお友達や親族からのプレゼントとして、会場からのサービスとして、撮影する写真館とのタイアップ、などなど様々な切り口をイメージすることができますね。

書いているうちに、これ、いけそうだなという気もちになってきた。

パルテールでもやってみようかな。

楽天とヤフーのネット販売だけど、ギフトとしてイメージすれば一つアイテムを増やすことができるし高くないウェディングブーケはこれからもっと需要が出そうだし。

そういえば、以前紹介した見積もり専門サイトからは月に10件以上のウェディングブーケの見積もり依頼が来ています。

「今より少しプラスの売り上げづくりに~マッチングシステムを利用してみる~」

ここでもお客さんの条件は「お金をかけすぎずにブーケを作ってほしい」という希望が一番多いです。

自店の適正価格を無視してまで価格を下げる必要はありませんが、ウェディングブーケは高価なものという固定観念を、まず花屋さんが取り払って商品としてあつかえば、結構需要が見込めると思いますよ~^^

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