2017/01/060 Shares

ひょうたん泥棒の思い出~パルテールタペストリー~

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ひょうたんには苦い思い出が。

苦いというかなんと言うか。

 

以前お店をやっていたころのこと。
国分寺北店の本店は4,4坪の小さいスペースの店でした。
しかも3角形の変形スペース。

なので、入り口がとっても狭くて、ドア一枚分の幅しか
ありませんでした。

普通、間口は広ければ広いほどお客さんが入りやすい店と
言われてますが、その点で言えばとってもお客さんが入りづらい店。

 

まあ、店舗を決めたときから気づいてればよかったんですが
そのときは、自分の店ができる!!って舞い上がってたし
間口が狭かろうと広かろうと、絶対来客が絶えない店になる!って
勝手に思い込んでいたので。

で、まあ、花屋としたらちょっと条件的にどうかなって言う店舗でしたが
それはあまり気にせず、いろいろディスプレイを工夫してみたりして
入りやすい店を目指して奮闘してました。

 

で、数年後のある夏の日。

市場にひょうたんが出て、基本的にこういう実のものってすきなので
1ケース仕入れました。

店に戻って見栄えよくかごに入れて入り口にディスプレイもかねて
飾ってました。
もちろんプライスもつけて販売も。

 

前述のとおり、北店の入り口は狭い。
なので、お客さんが入ってくるまでは積極的な接客はしないようにしてました。

というのは、わざわざ店内から出て接客をすると
ただ見ていたかった方とか、まだ悩んでどうしようかなっていう方が
かまわれたくないのになって思う場合があるからでした。

で、その日も店内で作業しつつ、入り口付近の人影に意識をしてた。
その人影は、入り口においてあるひょうたんのかごの前で
ずっと立ち止まってました。

店内にいる私は、見るともなしなんとなく気配をうかがいつつ
その方がひょうたんを手に「これください」というのを
いまかいまかと待っていたわけです。

 

で、数分。

なんだか人影がなくなって、気配もなくなったので
あ、買うのやめたんだな~って思ってふと外に目をやると。。

 

ひょうたんがない!!

それもかごごと!!

 

きづいてあわてて外に出て「ひょうたんどろぼーーー」って
言ってみたけどもうすでに遅し。
誰もいませんでした。

 

そんなにひょうたんがほしかったんだ。。

まあ、私も好きだし、なんかこの形魅力だし、
ひょうたんという言葉の感じもなんかそそられるしね。
はっ!
あかんあかん。
同調するべきところではない。今は。

 

とは思ってももう誰だかわからないし、どっちに言ったかも不明。
あきらめるしかないか。。
また、市場に出たら仕入れよう。

 

とまあ、
そんなマヌケなことがあったわけです。

 

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画像出典「blog.ecorinvillage.com」

 

で、先日国分寺の丸井をうろうろしてたら、
ちょうど催事で出店してる店があって、そこにひょうたんが。

 

あっ!ひょうたん!!
ひさしぶり!!

 

で、2個買った。
うん。やっぱりかわいい。

 

最初にオープンした北店はなにかとエピソードの多い店でした。
先日ひょうたんを買って、そういえばひょうたん泥棒事件があったな~と^^

 

 

 

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