2016/11/030 Shares

知ってるようで知らない植物の育て方~「根腐れ」ってどんな状態のこと?~

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植物を育てるときに大切なのが水遣り。
特に鉢で育てる場合は水のやり方で生育がまったく違ってくるんです。

よく「根腐れ」ってことば耳にしますよね。
でも、これ一体どういう状態のことかというと
案外知らない人が多いんです。

「根腐れ」
読んで字のごとく、根が腐ることです。
植物がかれてしまう原因のひとつでもありますね。

防ぐためには、水のやりすぎに注意すること。
ここまでは、結構知っている方も多い。
でも、じゃあ、どんな状態が水のやりすぎで、
どうなったらあげていいのかな?って思っている方へ
8つのポイントをお伝えします。

「根腐れ」を防ぐポイント

1.受け皿は大きめに

受け皿が鉢と同じくらいの大きさだと水がうまく出て行きません。
鉢底の直径よりもふた周りくらい大きいものを選びましょう。

2.植物の根元から少し離して、土にしっかりと水がいきわたるようにする。

植物の上のほうから水をあげると、葉っぱではじいてうまく土に
水が浸透していかない場合があります。
しっかりと土が水を含むように意識してあげてください。

3.じょうろよりも水差しで

葉っぱに水をあげるときはじょうろのほうがいいですが、
土に水を含ませたい場合は水差しが適しています。

4.水はたっぷりと

水やりのときは、受け皿に水がたまるくらいたっぷりと与えます。
そうすることによって、土の中の雑菌も流れてしまいます。
できるだけ勢いよくたっぷりあげてください。

5.受け皿の水は捨てる

受け皿にたまった水は全部捨ててください。
たまったままにしておくと、土がうまく乾かずにじめじめ状態が続き
虫がわいてしまう場合も。

6.次の水やりは土がしっかり乾いてから

水やりは毎日必ずしなくてはならないわけではありません。
鉢で育てている場合は、毎日状態をチェックして土がしっかり乾いているものには
たっぷりあげてください。

まだ土が湿ってるなと思ったらあげなくても大丈夫。
逆に湿った状態がずっと続くと「根腐れ」の原因に。

7.「根腐れ」の原因は空気不足

なんで土がずっと湿った状態だったら根腐れするのかというと、
空気が土に回らないからです。

植物は根から水だけでなく酸素も取り入れています。
その酸素は、土の粒子の間に入っていますので、ずっと湿った状態ですと
空気の入る余地がなく、酸素を根から取り入れることができずに
植物が窒息してしまうのです。

植物は水で育つと思い込みがちですが、同時に大事なのが
空気。そしてその中の酸素。

勢いよく水をあげることによって、古い空気を押し流して
新しい空気を取り入れることになります。

8.土が乾いているかどうかの見分け方

見た目なんだか乾いているようでも、内部はまだ湿っていることも。
鉢で育てている場合の見分け方は、単純ですが持ってみることです。

持ってみると重さでわかります。
乾いていると結構軽い。
反対に、湿っていると重い。

毎日面倒かもしれませんが心をかけていると
重いのか軽いのか、だんだんわかってくるし、
最初はいちいち持っていたけど、だんだんその植物のクセがわかってきて
ぱっと見ただけで水やりのタイミングがわかってくるように。

ほかにも注意するポイントはいくつかありますが、
いちばん大切な、水やりに関するポイントをご案内しました。

いつもの水やり、ただルーティンで終わらせないで
ちょっと意識しながら観察しながら、できれば声かけしながら
やってみてください~^^

 

 

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