2017/01/040 Shares

まいにち植物*くねくねが魅力のリューココリーネ

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リューココリーネ ユリ科*Leucocoryne*別名グローリー・オブ・サン
原産地*チリのアンデス

花屋を始めてから知った花です。
リューココリーネ。
それまではこんな花があるってまったく知りませんでした。

パルテールをはじめる少し前ごろから花ブームが起こっていて
バブルとかなんだかで景気が良かったから花の需要が多かった。

花の需要が増えると、生産も増やさねばならないから
種苗会社も生産農家にいろんな種や苗や球根をもっていく。

そのころは、とにかく花を作れば結構高く売れたから
私の知っている方のなかにも、野菜の生産をやめて
花の生産にチェンジしたというのも多かったです。

花屋としては、需要はある、花の種類は多いってことで
市場に行って仕入れるのがとっても楽しかったです。

で、このリューココリーネ、当時はまだ生産が少なくて
仕入れ価格も高かった。 高級な花ってやつ。

でも、姿が美しいしこういったパープル系の花って 少なかったし、
ひ弱なようで長く楽しめるし、 高くても絶対仕入れたい花のひとつでした。

姿がいいのはもちろんですが、なんといっても魅力はその香り。
甘すぎずきつすぎず、さわやかで、かといって気取りすぎず、
ちょうどいい感じの、なんというか、好感の持てるというか、
そんな感じの香り。

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リューココリーネはいろんな種類があります。

色も、パープル・シロ・水色・ブルー・しましまなどなど。
姿はみんな、にゅぅ~っとした茎に花が放射状に広がる形です。

この写真のリューココリーネは「アンデス」。
品種によって花びらの形や色合いが違います。
「カラベル」っていう品種があるのですが、そちらはもう少しひらひらしてる。

リューココリーネはぱっみたところやさしくてなんか頼りなげなかんじですが
アレンジに使うと、結構強い。

リューココリーネをたくさん入れるとほかの花が気おされる感があります。
だから、あまり大きくないアレンジのときはたくさん入れない。
最後にポイントで数本さすくらいで十分だったりします。

こうして1本だけいけても、しっかり存在感があるから
たくさんの花のアレンジの中に入れても埋もれないなにか強さがあるんですね。

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この器は、ガラスの一輪挿し。
あ、見たらわかりますね^^;

これは、私が学生のころ住んでいた京都で買ったものです。
たしか花背という、京都市内からかなり山のほうへ入ったところに
いろんな作家の作品を販売しているところがあって
そこで買ったように思う。

いや、、もしかしたらそれはべつのもので
どこかの古道具屋さんで買ったものだったかも。。。。。

いかん。
なんか、忘れてる。

でも、京都にいたころに買ったことは確か。
なので、かれこれ30年以上前。

この、くねっとしたラインとアンティークじゃないけどアンティークっぽい
色合いが気に入った。
どんな花でもちょっと入れとくとさまになってくれる
とってもいけやすい器なのです。

20160115

 

 

 

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