2016/05/190 Shares

適正価格は主観的~モノよりその先のストーリー

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適正価格。
その名の通り、適正な価格。値段。プライス。。ですね。

ひとことで適正って言っても、人によってそのとり方は違ってます。
1000円のリンゴを高いと思うか安いと思うか。
これ、リンゴ1個として考えると明らかに高いと思いますよね。

でも、そのリンゴを1000円で買うことによって
プライスレスな夢が
実現するとしたら。。。買いませんか?

よく聞くたとえ話に
「砂漠で水を売ったらペットボトル1本1万円でも売れる」
というのがありますね。

この意味は、買う側がどのくらいそれを必要としているのかで
値段が決まるということです。

市場で仕入れるときなど、競りで買う場合はまさにこの原理が働きます。
たとえば、赤いバラ10本の注文があって
どうしても仕入れなければならない場合、

市場に出てるのがちょうど10本しかない場合、
絶対買える値段=高価格で
競り落とします。

すごく高いわけですが、
でもそれを求めるお客さまがすでにいるので
必ず欲しい。
だから高くても仕入れます。

この場合、高く仕入れてもお客さまも必要としているので
1本単価がいつもより高くなってもそれは構わないわけです。

要するにそのお客さまはとにかく赤バラがほしい。
高くてもいい。
値段は関係なくて赤いバラが大事なんです。

それを得ることによってつながっていくストーリーにお金を払うんです。

なのでその方にとっては払った値段がイコール適正価格となります。
何かを売る場合は特にそのモノではなく、
その先のストーリーに
価値を感じる場合が多いです。

たとえば、スーパーで買う野菜と無農薬や自然農法にこだわった野菜、
明らかに価格は違います。
でも、高いほうを買う方はそれを日常摂取することによって得られる
健康になるかもしれないストーリーをもっているから買う。

要するに金額が高いとか安いかは、自分の心が決めること。
心というかスタイルというか生活というか環境というか。

よく言いますよね。
「安物買いの銭失い」

これは、自分の中にスタイルが出来上がっていない場合によくあることです。
ついつい、安さにひかれて買うけど結局使わず無駄になる。

これ、ビジネスにも十分言えることですね。
自分のスタイルをしっかり確立できていれば、価格設定に迷わない。

この場合のスタイルとは、ターゲット、すなわち顧客層であったりします。
買ってくれるお客さまは何を自分の店に求めてくれているのか。
これ、理解しているのとしていないのとでは商品構成が全く変わってきます。

何にお金を払ってくれているのか。
それがわかればどんな価格でも、お店とお客さまの間には
しっかりと適正価格が存在していることになりますね^^

 

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