2016/05/160 Shares

オリジナルはブランディングから~センスとは区別しよう~

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オリジナルって何?

こだわってたな~オリジナル。
ええ、お店始める前とはじめた後も。

自分の店なんだから、人まねじゃなくあくまでもオリジナル!って感じで
今考えるとちょっとこっぱずかしいくらい気負っていたかも。。

だんだんわかってきたのがオープン-して10年以上たったときでしょうか。
自分の店なんだから自分のテイストとカラーが確立していないと
やってる意味がない。。と思っていた呪縛からとかれてきたのは。

そうなんですよね。
生まれて以来必ず誰かの影響を受けて、何かに刺激されてるし。
いきなりパッと生まれてきていきなりゼロ経験、ゼロ知識、ゼロ関係から

オリジナルで生きていくなんてことありえないから。

私だって、お店を開店する前に花のことはいろいろ学ぼうとしていたし
花以外にも器やディスプレイや色の知識も得ようとあれこれやったし、
それ以前に、小さいときにレンゲやシロツメクサで遊んだりしてるし。

花の仕事でもそうでない仕事でも、まるっきりオリジナルというものは
まず存在しないと思います。
商品において。
作品としても。

人が手を使って作る以上は、必ず誰かや何かの影響を受けているはず。
たしかにその商品や作品に到達するまでのチョイスのさじ加減によって
まったく別のものに仕上がることはあります。

でも、それはオリジナルとはいえないと思う。

ブランディングによってオリジナルは作られる

花を例に取れば、
たとえば店で入荷する花はほとんど市場で仕入れるわけですから

まったく同じ品揃えになることだってないわけじゃないです

流通経路が同じものを使って商品を作る場合、確かに作り手によって
まったく違うセレクトになるので商品のテイストは違ってくるものです。
でも、それはオリジナルという次元のことではありません。
あくまでもセンスです。

センスは好みで選ばれるもの。
オリジナルはブランドで選ばれるもの。

そう、オリジナルにこだわろうと思ったらとにかくブランディングなんです。
ほかとどこが違うのか、その商品を得ることによってどんな価値が生じるのか、
お客さまが必ず選びたくなる違いはどこにあるのか。。などなど。

要するに表現力というか。

商品力はもちろん大事です。
でも、プロとして販売している商品なら好き嫌いの違いはあっても
品質や適正価格感覚にはそれほど違いはないはずです。

他店と明らかに違う差をつけることがオリジナルといえるんでしょう。
同じ商品を売っていてもA店で買うよりもB店で買ったほうがうれしい。
この違い、最大のポイントですね~^^

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