2017/01/040 Shares

無理の限度を考えよう~繁忙期は特に~

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母の日までちょうど1ヶ月。

今年はどのくらいの売上高を予定してますか?
それに対しての、準備は出来てますか?

母の日は、切花だけでなく鉢花も出荷が増えます。
生産者さんは、母の日に合わせてカーネーションや
季節の花鉢を出荷しますが、前もってしっかりと
数を伝えておかないと予定数の確保がムツカシイ。

たくさん販売予定のお店は、もうすでに仕込みは
終わっているかもしれませんが。。

でも、今からでも準備はできるし、本当にその数で
大丈夫なのかどうか検討することも可能です。

母の日は、必ず売れる日です。
需要が普段の数十倍にも膨れるのですから
母の日にお客さまが来ないほうが不思議なくらい。

なので、店側もその需要を逃さないように必死になります。
こんな超繁忙期に受注を制限するなんてもったいないから。

そして、臨時のアルバイトを確保します。
資材もたくさん発注します。
鉢花や切花もたくさん仕入れします。
いつもより長時間仕事をします。

これ、全て出費です。

確かに売上はあがります。
でも、なれないスタッフに教えながら忙しくしていると
ミスも増えます。

ミスで思い出しましたが、受注の多いお店には
当日から1週間くらいはクレーム対応スタッフを置くそうです。
でないと、ほかの仕事ができなくなるらしい。

毎年同じようなことを耳にしています。

要するに、自分のキャパ以上の受注をにわかに受けるから
せっかくのギフトが、残念な形になってしまう。

忙しいとホントに思わぬミスが生じます。
普段は考えられないようなことが。

ここで改めて、フラワーギフトの理想的形について
考えてみるといいかも。

私の考えるフラワーギフトの理想形は、
「贈って楽しい、もらって嬉しい」という形。
そしてお店にはちゃんと利益が出ている状態。

これは理想かもしれませんが、当然のこととも言えます。
ギフトを売っている以上、理想=当然でなければ
おかしいですよね。

この、理想=当然を現実化するために大切なことは
「無理をしない」こと。

繁忙期は無理するなといっても無理だけど
無理の限度を知っているか知らないかで、ミスやクレームが
生じるか生じないかが違ってきます。

少しの負荷なら成長できます。
ごっつい負荷には潰されます。

今からでも間に合います。

今の状態で最大の売り上げを見込めるラインを
もう一度検討してみてもいいかも。

重要なのは、売り上げを伸ばすことではなく
お客さまの満足度を高めること。
そして、それが結果的に店の利益として現れて
しかも、満足したお客さまがリピートして
ファンになってくれるチャンスにもなる。

繁忙期だからこそ、これからは売上よりも顧客満足。
時間が経てば経つほど、そのほうがいいスパイラルとして
お店の成長と実力となって帰ってきます~^^

「忙しくならずに利益を上げる!」
お花屋さんビジネス改善コンサルタント
パルテール*相嶋久美子

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